ミニマルな暮らし。シンプルな暮らし。
これらを日々追求する人々のことを、それぞれミニマリストとシンプリストと呼ぶ。
私もこういった暮らしに憧れを抱いているひとりだけど、どうやら両者のことを混同して考えていたようで。
そもそも、ミニマリストとシンプリストの違いすらも、恥ずかしながらよく分かっていなかった。
そこで、この両者の明確な違いを、改めて調べてみることにした。
ミニマリストとシンプリストの違いとは?
それぞれの特徴を言葉で表すと、こういった意味になるらしい。
ミニマリスト(ミニマル) = 最小限、必要最小限
シンプリスト(シンプル) = 簡素、単純
この説明だけでは分かりにくいと思うので、それっぽい画像を探してみたら、これかな?と思うものを発見。
まず、ミニマリストのお部屋のイメージがこちら。
続いて、シンプリストのお部屋のイメージ。
何となくお分かり頂けるかと思うが、要するに、ミニマリストは物を少なくすることに重点を置いている一方で、シンプリストは物の多い少ないは関係なく、スッキリとシンプルにまとめることを重視する。
両者は同じように見えて、微妙に違いがあることが分かった。
それぞれの価値観や考え方も異なる?
これは私の個人的な意見に過ぎないけれど、ミニマリストの方は『質よりも量』、シンプリストは『量よりも質』という傾向にあると思う。
ミニマリストは、必要性を感じないものはとことん取り除いていき、徹底的に無駄を省く。
その一方で、シンプリストは自分のお気に入りのものや心地良いものだけを厳選し、それらを大事にしていく。
両者とも、物はできるだけ少なくするという考え方が根底にあると思うが、その割合が微妙に違うように感じられ、私にはシンプリストよりもミニマリストの方がよりストイックに映る。
理想とするのはミニマルかシンプルか
というわけで、ミニマリストとシンプリスト、それぞれの違いをかなりざっくりと挙げてみた。
最近はミニマリストやシンプルライフがテーマのブログを見かけることも珍しくないが、このようなブログを拝見すると、ミニマルとシンプルを上手くミックスした暮らしを実現されている方が多いように思う。
一人暮らしをしていて比較的自由が利く人ならまだしも、家族と同居している人などは、ミニマリズムを究めるには、やはり限度があるだろうから。
自分ひとりだけでなく、一緒に住む人とも安らぎと心地良さを共有できる場所。
そんな住空間を創り上げることが出来たら素敵だなと思う。
私はどちらかというと、ミニマリストよりもシンプリスト派かもしれないな。