カリンライフログ

アラフォーおひとりさま女性目線で綴る、世の中のあれこれ考察ブログ

カレーの作り置きは鍋のままだと危ない!加熱しても生き残るヤバイ菌とは

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日本の家庭料理の王道的存在でもあり、ソウルフードでもある『カレー』

各家庭のこだわりみたいなものがあって、それぞれ違った味が楽しめるのも良いところだ。

決して料理上手とはいえない私でも、カレーぐらいは一応人並みには作れる!と思っているが、どうしてもたくさんの量を作りすぎて余らせてしまうのが玉にキズ。

一晩寝かせた2日目のカレーというのも、より味に深みが出て美味しいけども。

しかし、この調理や保存のしかたを一歩間違えると、自分たちの健康を損ないかねない敵が静かに忍び寄ってくるかも…という話。

 

我が家でやらかした作り置きカレー失敗談

ある日、私は久しぶりにカレーを作ったのだが、その日のうちに食べ切れなくて、次の日にまた食べようと一晩寝かせておくことに。

そして翌日の朝、トーストにカレーを乗っけて食べようと、鍋に入れたまま放ったらかしにしていた残りのカレーを温め直そうとした。

コンロに火を入れ、おたまでかき混ぜながら温めていたところ…

(…ん?なんかおかしいぞ?)

その鍋に入っているカレーは、昨日とは明らかに様相が違っていた。

カレーのスパイシーな香りとはまた別の、やけに鼻を突くような刺激臭が漂ってきて。

「あー、こりゃ食べたらヤバいやつかもしれん」

そこで私は全てを察した。

こういうときに限って、ちょっぴり値段がお高めの良いお肉なんかを使っちゃってたもんだから、私の落ち込みっぷりはそりゃもう半端なくて。

泣く泣くゴミ箱行きにせざるを得ず、かなり心が痛んだものだ。

こんな失敗談をお送りするのは何ともお恥ずかしい限りだが、ではいったいどのような対策をすれば、食中毒のもととなるような雑菌たちからカレーを守ることができるのだろうか。

加熱してもしぶとく生き残る厄介な菌が存在するってホント?

食中毒の原因となる細菌のほとんどは、十分な加熱調理をすれば退治できるものだが、なかにはしっかりと熱を加えてもビクともしない菌が存在する。

それは『ウェルシュ菌』

ウエルシュ菌は、主に水や土壌などの自然界に広く存在する細菌だが、カレーやシチュー、スープや鍋物などといった、食肉を使った煮込み料理でも繁殖しやすい菌と言われている。

ではなぜ火を通すのが大前提の煮込み料理で、このウェルシュ菌が悪さをしてしまうのか。

実はウェルシュ菌は、空気(酸素)が少ない環境を好む性質がある。

特に粘り気の強いカレーなどの料理を気密性の高い鍋で作ると、鍋底のほうへ行けば行くほど酸素濃度が低くなるため、ウェルシュ菌が増殖しやすくなる。

まさに食中毒の原因菌の温床となるというわけだ。

さらにウェルシュ菌は、芽胞(がほう)という細胞構造を持っているという特徴がある。

この芽胞というのが非常に厄介で、100℃以上で6時間加熱してもへっちゃらという、とんでもない耐久性の高さを持ち合わせている。

ウエルシュ菌が大量繁殖した食品を誤って食べてしまうと、6~18時間の潜伏期間を経て、腹痛や下痢などの症状が現れるとのこと。怖っ!

食中毒を防ぐために私たちができることとは?

ウェルシュ菌による食中毒から身を守るために、私たちができること。

  • 調理の際は加熱ムラが起きないよう、よくかき混ぜながら全体に火を通す。
  • 調理した食品は、なるべくその日のうちに食べ切る。
  • 保存する際は速やかに冷まし、小分けにしてから冷蔵または冷凍保存をする。
  • 温め直すときは、中心部までしっかり加熱する。

ウェルシュ菌は、一度芽胞を作ってしまうと加熱するだけではやっつけることが困難になるので、調理する際にいかに菌を増やさず、芽胞を作らせないようにするかがポイントとなる。

鍋で煮込むときは鍋底からしっかりとかき混ぜ、空気に触れさせる時間を多くつくること。

そして、残りものをやむなく保存するときは、速やかに冷ますこと。

ゆっくり冷ますと、その間に菌が急激に増えてしまう恐れがあるらしい。

冷ました後は冷蔵庫に入れて保存。これはもはや必須項目といえよう。

私が失敗したときのように、鍋に入れたまま常温で放っておくなど、もってのほかだ。

気温や湿度が低いから大丈夫だろうと油断していると、後々痛い目を見るかもしれないぞ…

こんなカレーは食べるの止めとけ!

最後に、カレーが腐敗しているかどうかを見分ける目安をいくつか挙げておこう。

  • 酸味の強い、すっぱい匂いがする
  • 納豆のような嫌な粘り気がある
  • 表面に白いカビのようなものが生えている

再び加熱をする前に見た目やにおいなどを確かめてみて、少しでも違和感を覚えたら、食べるのをやめておくのが無難だ。

カレーはいつも多めに仕込んでおいて作り置きをするというご家庭も多いと思うが、手間を省こうとして食中毒予防まで怠ってしまい、結果的に健康を害していては元も子もない。

調理をする際は手洗いを忘れず、調理器具は清潔なものを使い、食材の加熱はしっかり芯まで行うなど、徹底的に対策をしていきたい。